９４４近代化 シルバーリング取りつけ

最近のポルシェやアウディにはメータの周りにアルミのシルバーリングがついています。最初は「けっ！」という感じだったのですが、メーターに針の色が反射 したりしてなかなかきれいなので、検討してみることにしました。944のメーターはメーター本体は比較的簡単にはずれますが、全面のプラスチックははずれ ません。どうやってつけるのかもちょっと興味が。

（購入まで）
最初はユウキさんが、ヤフオクに出ているよ、というようなことを書かれていたのがきっかけですが、日本のものは20000円近くと、たかがアルミにちょっ と高い。そこで、海外オークションeBayで探してみるとTachoringe.de（ドイツ語でメーターのことをtachoといいます）という会社が出 していて、ホームページを見ていると45ユーロとのこと。ここで買ってもいいのだが、ときどき出てくるeBayをまめにチェックしておき、ちょっと安く買 うことに成功。30ユーロと送料の13ユーロで43ユーロ、日本円で6000円弱に収めることに成功。この会社はPayPalというカードを通じて取り引 きする方法が使えたので、送金は瞬時、6日に払い込んで12日には届きました。

届いたメーターリング。

前面は斜めにカットしてあり映り込み良さそう

映っていないですが、後ろは90度アングルでフィット

（取り付け）
フロントのプラスティックははずせないので、小さい方２つはいいのですが、大きい方をどうやって穴を通すかがまず問題（当然リングは穴の直径より数ミリ大 きい）。発売元に聞いたところ、ちょっと変形させてくぐらせればよい、とのことで、一安心　→やってみたら何のことはない、メーターベースが柔らかくて全く問題なし。

ダッシュボード張り替えでメーターを外したののついでに、シルバーリング取り付け着手。

	用意したものはこちら。 手袋は指紋がつかないように。 やってみるとずいぶん必要なものが違いました。
	まずは裏返し て、６角形のプラスボルトを外します。 外し忘れがあるととれません。
	まずは、接着剤 をつけないで４つのリングを入れてみます。 おおむねサイズ通りですが、大きい方はちょっと緩いです。 ぴったりサイズだと接着剤は少なめでもいいですが、緩い場合はしっかりつけないとリングが落下します。
	一つずつ接着剤をつけ、貼 付けていきます。注意点は 1.リングは裏返して90度の部分の内側に、爪楊枝で接着剤を丁寧に塗っていきます。とくに、表面に出る部分ははみ出すと目立つので、薄くなるよう、楊枝 の平らな部分でこすります。 2.最初は手袋ではめる予定だったのですが、接着剤にケバがつくので素手に変更。内側にリングを入れるときは、前面プラスチックに触らないように。 3.きっちりはまったら、前面を上にして（逆だとリングが外れます）、ガーゼなどの繊維が出ない布（キムワイプがあると楽）にマニュキュア除光液をつけ て、リングの部分を丁寧にこすり、余分な接着剤と指紋をとります。バックの黒い部分に触ると変色するので細心の注意で（私は面倒だったのでティッシュでこ すって、はみ出した接着剤に白いケバがついてちょっと醜い。）
	完成。 １日おいてよく乾燥させて、固定していることを確認して、メーターを取り付けます。 適当にやってこんなものなので、それほど難しくないです。
	完成図です。